WBC2023で世界デビューを果たし、プロ野球史上最年少20歳5ヶ月で「完全試合」を達成した佐々木朗希選手。
2023-2024オフシーズンでのポスティングシステムによるメジャー移籍を要望していることが報じられ、話題になっています。
しかし、そんな佐々木朗希選手に「まだメジャーは無理だ」という声が少なからずあがっているそう。
「令和の怪物」と称されていて実力もある佐々木朗希選手ですが、なぜ「メジャーは無理だ」と言われているのでしょうか。
その理由について調査しました!
佐々木朗希がまだメジャーは無理だと言われている3つの理由!
佐々木朗希選手は、メジャーリーグのフロント陣が実際に見に来るほど注目されている逸材で、「球界の至宝」や「令和の怪物」とも呼ばれています。
しかし、世間や一部の球団関係者からは「まだメジャーは無理だ」と囁かれているよう。
なぜそう言われているのか調査したところ、以下の3つの理由が見えてきました。
①体力面が未熟だから
②ポスティングシステムの規定に達していないから
③契約金が関係しているから
1つずつ見ていきましょう!
①体力面や精神面が未熟だから
1つ目の理由は、体力面や精神面が未熟だからです。
佐々木朗希選手の球速やコントロール、球種の種類など投手としての基本的な能力は非常に高いと言われています。
ノーヒットノーランを達成するなど、実力は認められていますが、まだシーズンを通しての先発ローテーションを守り抜いた経験がないのです。
日本より試合数の多いメジャーリーグでは、体力的にまだ通用しない事が予想できます。
佐々木朗希、投げてる球は間違いなく誰よりも凄いけど怪我多いし今メジャーは無理よねそら。
— ワハハ (@wahaha0405) January 24, 2024
佐々木朗希選手、ちゃんと君のことを思って相談できる人がいるんだろうか?心配になるよ。線の細い、まだローテも守れず、大切に育てられてるだけで、メジャー行っても体力もたん気がする。無理は故障に繋がる。選手会脱退自体は一つの危険サインなだけ。大丈夫か。
— ゆーばり (@EupBari39) January 26, 2024
SNSでも無理をして体を壊してしまうのではないか、と心配の声が聞かれます。
元楽天監督で現役時代は西武、巨人でプレーした野球評論家・大久保博元氏は、佐々木朗希選手について以下のように語っています。
「まず安定したイニング数をこなせるような体力づくりを日本でした方がいい。正直、もやしみたい。
それでもあんな球を投げる。ぜひお願いだから日本で鍛えてもらって、メジャーに行ったときには20勝するような、200イニングを投げてもまだワールドシリーズで投げられるような投手になってほしい」と期待。
参考サイト集
また、かつてWBC世界一に貢献した里崎智也氏も、
「佐々木朗希投手には現状1つの課題がある。彼にはまだ登板間隔が長く必要で、中6日以上空けることがあった。」
参考サイト集
と言う事を指摘していました。つまり、今の段階では試合で投げた後は長めの休息が必要な状態だそうです。
先発ローテーションを守り切る精神力と、体力を鍛えることが課題のようですね。
②ポスティングシステムの規定に達していないから
2つ目の理由は、そもそもポスティングシステムの規定に達していないからです。
【ポスティングシステム】
海外FA権取得の前に大リーグに移籍を可能とする制度で、以前のように競争入札制ではなく、獲得を希望する全球団と個別に契約交渉可能である。
ただし、ポスティングを利用する条件は、以下の規定があります。
①25歳以上であること。
②NPB(日本プロ球界)に6年以上在籍していること。
佐々木朗希選手は2024年現在22歳です。
①の条件を満たすには、早くて3年後の2027年の誕生日以降です。
そして、佐々木朗希選手は2024年現在プロ5年目になります。
②の条件を満たすには、プロ7年目の2026年シーズンということになります。
佐々木朗希ポスティング問題に関しては球団納得させないと無理でしょ多分🙄
— oker (@napo39003900) December 29, 2023
自由契約やFAなら主導権有るだろうが、ポスティングって所有球団が譲渡しますよ、って制度だべ🙃
佐々木朗希選手が今年の
— イージー@お疲れ様でした… (@osakabsfan) December 10, 2023
ポスティングが無理だとしても
マリン自体が25才の
メジャー契約のタイミングで
ポスティングを認めるかどうか…
FAまで保有権があるのは
球団の権利だからね…
球団の顔だから
ゴネてポスティングを認める球団に
トレードなんてことはマリンは
避けたいだろうし…
現段階では、佐々木朗希選手はこのポスティングシステムの規定をクリアしていないため、メジャーは無理だと言われているのかもしれません。
③契約金が関係しているから
3つ目の理由は、契約金か関係しているからです。
メジャーリーグでは2016年以降、25歳未満もしくはプロ所属6年未満の海外選手は、マイナー契約しか結べなくなりました。
ということは、佐々木朗希選手の移籍は絶対出来ないと言う訳ではないようですね。
ただし、マイナー契約の場合、移籍に伴う契約金や現所属チームのロッテ球団に支払われる移籍金の額が破格の安さになってしまう為、球団側が「令和の怪物」とまで言われる逸材をそんなに安く放出するとは考えにくいです。
佐々木朗希くん、もうちょっと球団に貢献しないと球団側もメジャー行ってもいいよとはならんだろ😅
— 猫好きのハゲ (@nekozukinohage) January 25, 2024
ローテ守って2、3年はがんばらんと無理じゃない🤔宮城くんと比べたらやっぱ登板数少ない気がするな。 pic.twitter.com/PGm9QaBCbU
いつも動画ありがとうございます。
— Shunshun (@rQacQlMVS4YUOfJ) December 11, 2023
この後のドジャースの補強も気になりますが、他球団のFA市場も楽しみです☺️
個人的には佐々木朗希投手のポスティングが認められたら、尚更楽しみで寝られない日々が続きそうですが、流石にマイナー契約だから無理ですよね😞
球団にメリットはないですもんね!
佐々木朗希選手本人は、「年齢を問わずに行きたい」と発言しているようですが、球団がポスティング移籍を許可する可能性は、現状では限りなく低いかもしれません。
このように、球団側にも契約金が関係しているため、現段階でのメジャーは無理だと言われているようです。
佐々木朗希がメジャー移籍の最短はいつになるのか徹底調査!
佐々木朗希選手のメジャー移籍は最短でいつになるのでしょうか。
現在メジャー移籍の方法として決められている契約方法は、
①海外FA権を獲得する
②ポスティングシステムを利用する
①の海外FA権を取得するには、145日以上の一軍登録が9シーズン以上あることが条件です。
佐々木朗希選手が海外FA権を獲得するには、あと5シーズン以上日本でプレーする必要がある為、最短で2030年と言われています。
そのためポスティングシステムを利用したいと申し出たのかもしれませんが、先述したように規定をクリアしていないため無理があります。
しかし、ロッテを任意引退し、メジャーの練習生になる可能性もゼロではないそうです。
ただし、引退した選手の保有権は3年間ロッテにあり、ほかの球団でプレーすることはできません。生活費などの最低限のサポートを受けながら、自主トレをすることは可能でしょう。
任意引退を選んだ場合は、最短で3年後の2027年ということになります。
まとめると、
・海外FA権を取得する場合→最短で2030年
・ポスティングシステムを利用する場合→2027年の誕生日以降
・任意引退する場合→2027年
ということになります。安全圏でいくと、2027年の誕生日以降が有力かもしれませんね!
とはいえ、いまだに動きを見せない佐々木朗希選手。一体どのような決断を下すのか、注目ですね!
まとめ:佐々木朗希がまだメジャーは無理だと言われている3つの理由!最短はいつになるのか徹底調査!
今回は、佐々木朗希選手が「まだメジャーは無理だ」と言われている3つの理由についてご紹介しました。
日本が誇る名投手なので、きっと海外でも活躍される選手です。体力面や精神面など、ベストな状態でメジャーへ移籍できるよう願っています!
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