「Racconto Jewellery Studio」のジュエリー職人である宮沢紀充さん。
繊細な手から作られるジュエリーはまさに宝石そのもの。
今回は、25歳という若さで独立に成功した宮澤紀充さんの経歴をご紹介していきます。
宮澤紀充のwiki経歴まとめ!
「ラコント」の宮澤紀充さんは、一体どのような方なのでしょうか。
プロフィールや経歴をご紹介していきます!
宮澤紀充のプロフィール
ジュエリーデザイナーになるにあたり、どのような学歴・経歴があったのか気になりますよね。
詳しく見ていきましょう!
宮澤紀充の経歴
宮澤紀充さんが通っていた中学・高校・大学の情報を調査してみました。
中学校では剣道部に所属
宮澤紀充さんが通っていた中学校は現時点では明らかになっていません。
しかし、中学校では剣道部に入っていたことが分かりました。
中学時代の部活で学んだ剣道の理念「剣の理法の修練による人間形成の道」に影響を受け、日本人の哲学を重んじ、意匠は「心」と「技術」、この2つがそろわないと成り立たない制作をしています。
引用:MGPRESS
中学時代に日本人としての哲学を身につけ、修練の精神になる土台を築いていたんですね!
専門学校は1年半で中退
宮澤紀充さんの学歴について分かっていることは、ジュエリーの専門学校に通っていたことです。
自身のInstagramのストーリーにの質問に、このように答えていました。
Q:ジュエリーデザイナーになった経緯など知りたいです!専門学校などには行ってましたか?
A:学びたいこととのギャップがあったので、一年半で中退しました。
引用:Instagram
宮澤紀充さんは、自身の思い描いていた学びと違ったことで、一年半で中退していたようですね。
このほかにも、ジュエリーデザイナーを目指すための学校は全国に多数ありました。
「進学を機にジュエリーデザイナーとしての道に進むことを決めた」と話していたため、もしかすると、全く異なる学校へ進学していた可能性もありそうですね。
2014年 技能五輪全国大会で銀賞
宮澤紀充さんは、2014年に行われた「技能五輪全国大会 貴金属装身具部門」に出場し見事『銀賞』を受賞しています。
第52回技能五輪全国大会(貴金属装身具部門)に出場し、銀賞に終わりました。
競技課題は何度も指定寸法、制限時間に収まるように反復練習し、本番に制作したものは練習以上のベストを出せました。優勝の感触をイメージしたのですが、届きませんでした。
引用:MGPRESS
技能五輪全国大会とは:国内の青年技術者(原則23歳以下)を対象に開催される大会
優勝をすれば、ブラジルで開催される国際大会への切符が手に入る大会でしたが惜しくも叶いませんでした。
しかし、海外に行けなかった悔しさから留学を決意した宮澤紀充さんは、イタリア留学を決意します。
2014年 イタリアへ留学
イタリアへ留学し、語学学校で学ぶ傍らジュエリー工房へ研修生として通う予定でいた宮澤さん。
しかし「事情が変わった」と修行予定であった工房から留学後に断られたのだそう。
心が折れてしまいそうな出来事ですが、宮澤紀充さんは諦めずにフィレンツェの街を練り歩き、後に修行先となる工房を見つけます。
はじめは相手にもしてもらえなかったそうですが、諦めずに5ヶ月間工房へ通い続けやっと前向きな返事をもらえたのだそうです。
宮澤さんの熱意が伝わったんですね!
2015年 名古屋のハイジュエリー工房に就職
1年間のイタリア留学を終え帰国した宮澤紀充さん。
学生時代からの縁で名古屋のハイジュエリー工房で働き始めます。
この頃は「独立」は考えていなかったそうですが、名古屋で働く3年間のあいだに将来のビジョンに変化が生まれ、独立を目指すようになります。
宮澤紀充はラコントのジュエリー職人で25歳で独立!
宮澤紀充さんは、イタリアや名古屋のジュエリー店で修業を積んだ後、25歳という若さで自分のお店を持ち、独立します。
「Racconto Jewellery Studio」とはどのようなお店なのでしょうか?
「ラコント」の創業
宮澤紀充さんは、生まれ故郷である長野県松本市に帰郷します。
そこで知り合いのイタリア料理店の店主から「松本商工会議所」の創業セミナーへの参加を勧められたそう。
このことがきっかけとなり、松本市島内の自宅を事務所兼工房として2018年12月20日に「Racconto Jewellery Studio」創業します。
そして、2年後の2020年12月20日に本格的に営業を開始!
中世の手仕事を理想とし、私が制作するものを気に入って頂いた方のご希望とご予算に合わせた一品作りを主としたジュエリー、装身具(想身具)の工房兼店舗を、創業から2年、3年目へ向かう2020年12月20日にOpenいたしました。
引用:Racconto Jewellery Studio公式HP
今では2027年内まで制作予定が埋まる人気店になっています。
「ラコント」の意味
「Racconto Jewellery Studio」の「Racconto」の意味は、
イタリア語で物語
です。
公式HPには、このように綴られています。
小さい頃から身近に在った、ものを作ること。
人生という旅を通じて、
観てきたもの、芽生えたこと、向き合ったこと。
その全てが正直に表れる手仕事、錺職で、
「 生涯尽きることがない表現の探求 」
を記していきたいと想っています。
引用:Racconto Jewellery Studio公式HP
また、「道標 / 目指すもの」として、
・100年後にアンティークとして、後世に継がれるもの。
・権威や格式、羨望とは無縁で、最も遠い場所に存在できるもの。
としています。
作品づくりの基礎を形成してくれた修業時代やイタリアでの経験から、
「身に着ける人の気持ち、その人らしさを考えて作る」「裏が表であってもいいように、見えないところも手を抜かずに丁寧に作る」
ということを大切にしているのだそう。
宮澤紀充さんの作品は本当に細部まで繊細でまさに芸術!
写真も見惚れるほど美しいです。
修行先のイタリア語を店名にするところや、目指すものが後世に継がれる気高いものであることも、宮澤紀充さんのジュエリーに対しての情熱が感じられるようですね!
「ラコント」の場所
「Racconto Jewellery Studio」の場所はどこにあるのでしょうか?
自宅を工場兼店舗にしているため、住所は非公開になっているようですね。
制作をお願いしたい場合は、公式HPのお問い合わせフォームから連絡すると、返信時に住所が伝えられるようになっているようです。
まとめ:宮澤紀充のwiki経歴まとめ!ラコントのジュエリー職人で25歳で独立!
今回は、宮澤紀充さんのプロフィールや経歴をご紹介しました。
25歳で自分のお店を立ち上げるなんて、とても素敵ですね。
100年後にもアンティークとして後世に継がれる素敵な作品をどんどん生み出してほしいですね!
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