重要指名手配の桐島聡とみられる男が逮捕されてからわずか数日、病院先で死亡が確認されました。
一体この桐島聡は何をした人物なのでしょうか。
半世紀にわたる逃亡生活についても調査してみました。
桐島聡はなにした人?
桐島聡の生い立ちや家族構成についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています↓
桐島容疑者は、1974〜75年に発生した連続企業爆破事件に関与したとして、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていました。
東アジア反日武装戦線ってなに?
【東アジア反日武装戦線とは】
・1970年代に爆弾テロを行った日本のアナキズム系の極左テロ集団、極左暴力集団
・「アジア侵略に加担している企業」と決めつけ、三井物産や帝人、大成建設、鹿島建設、間組など海外進出日本企業を標的とし、12件もの爆破事件を起こした。
・「オオカミ」「大地の牙」「さそり」の3つのグループが存在する。
・「日本帝国主義」がアジアで行ってきた「悪行」について集中的に学習し、過激な反日思想を増幅させた集団。
桐島聡は、明治学院大学在学中に黒川芳正や宇賀神寿一と出会い、「さそり」班に参加。
1975年4月18日、東京の銀座の韓国産業経済研究所の入口に、手製の時限信管付爆弾を仕掛け翌日に爆発させたのです。
これにより、桐島聡は翌5月に
爆発物取締罰則違反
の罪で指名手配されます。
気になる桐島聡の時効が停止した理由についての記事はこちらからご覧いただけます↓
1975年に以下の容疑者8名が一斉逮捕されていましたが、桐島容疑者は警視庁に指名手配される中、逃亡を続けていました。
- 大道寺将司(東京拘置所で死去)
- 大道寺あや子(国際指名手配中)
- 佐々木規夫(国際指名手配中)
- 片岡利明(収監中)
- 斎藤和(逮捕される時に服毒自殺)
- 浴田由紀子(2017年3月23日に刑期満了で釈放)
- 黒川芳正(服役中)
- 宇賀神寿一(2003年6月11日に出所)
1977年に日本赤軍が起こしたダッカ事件で人質を用いたの超法規的措置により、大道寺あや子ら3人が釈放されました。
大道寺あや子は現在どこにいるのか、逃亡先についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています↓
この日本三大事件を起こした、日本赤軍の重信房子が何をした人なのか現在についても話題になっています。
↓詳しくはこちらをご覧ください。
桐島聡の半世紀の逃亡生活がヤバい!
1989年と1990年、警察庁は過激派の爆弾犯、誘拐犯ら10人を指定の公開手配とした中の1人に、桐島聡を挙げました。
そこから、桐島聡の逃亡生活は始まります。
1987年だけで、警視庁は桐島聡を含めた10名を掲載した手配チラシを700万枚印刷し全国に配布したそうですよ!
海外逃亡したと思われていた桐島聡でしたが、なんと、約半世紀近くも国内に潜伏していたのです。
1974、75年に起きた連続企業爆破事件で、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されている桐島聡容疑者(70)を名乗った男が、「内田洋(うちだひろし)」の偽名を使い、約40年間にわたり神奈川県藤沢市の土木会社で住み込みで働いていたことが捜査関係者への取材でわかった
朝日新聞
桐島聡とみられる男は「内田洋(うちだひろし)」という偽名を使っていたため、会社側は桐島容疑者である可能性を把握していなかったようです。
まさか指名手配犯が身近にいるとは思いませんよね!
しかし、1年前に末期がんを患った桐島聡は偽名の「内田」と名乗って入院しましたが、2024年1月25日に病院側に「自分は桐島聡だ」と明かしました。
男は重篤な状態だったため、死期を悟ったのでしょうか。
事件の関係者しか知り得ない当時の状況などについて話しており、「最期は『桐島聡』で死にたい」とも話したと言います。
身元の確認が進められている最中の2024年1月29日、桐島聡とみられる男は死亡したことが明らかになりました。
半世紀にもわたる逃亡生活、桐島聡はどのような思いで過ごしていたのでしょうか。本人と思われる男の亡き今、伺い知ることは出来ません。
桐島聡と思われる男が働いていた工務店はどこなのか、ということも話題になっています。
↓詳しくはこちらをご覧ください。
また、桐島聡の懸賞金はいくらなのかも気になりますよね。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
まとめ:桐島聡はなにした人?半世紀の逃亡生活がヤバい!
今回は、重要指名手配となっている桐島聡容疑者は何をした人物なのか、半世紀にわたる逃亡生活の全容についてご紹介しました。
まさか偽名を使って約50年間も国内に潜伏していたとは驚きですよね。身元確認をしている最中の死亡ということで、今後どのような捜査になるのかも注目です。
桐島聡の現在の顔写真についての記事はこちらからご覧いただけます↓
ちなみに、桐島聡がお笑い芸人の宮川大輔さんに似てると話題になっていますね!
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