1970年代、連続企業爆破事件を起こし、日本を震撼させた東アジア反日武装戦線メンバーの大道寺あや子容疑者。
日本赤軍による「ダッカ事件」の超法規的措置で、釈放・出国してから国際指名手配されている重要指名手配犯の一人です。
大道寺あや子は2024年現在どこにいるのでしょうか?逃亡先を徹底調査してみました!
大道寺あや子は2024年現在どこにいる?
東アジア反日武装戦線では「狼」班に参加し、三菱重工爆破事件などの連続企業爆破事件を起こしたメンバーの一人でもある大道寺あや子容疑者。
三菱重工爆破事件では時限爆弾設置現場の見張り役を担当していました。
1975年5月19日、逮捕の間際に、青酸カリで自殺を図りましたが、捜査員に阻止され1度は逮捕されています。爆発物取締罰則違反での逮捕でした。
しかし、1977年、日本赤軍による「ダッカ事件」による超法規的措置で釈放・出国した後、国際指名手配されているのです。
このダッカ事件を起こした日本赤軍のリーダー・重信房子が何をした人物なのかという記事で、ダッカ事件についても詳しく解説しています↓
大道寺あや子容疑者のその後の足取りとしては、1999年香港で日本赤軍の最高幹部・重信房子と会合を持ったことが確認されていますが、それ以降消息不明です。
大道寺あや子は、2024年現在どこにいるのでしょうか?
調査してみると、「南米ではないか」という噂が浮上しているようです。
大道寺あや子の逃亡先は南米が有力か!
日本赤軍による「超法規的措置」で釈放・出国した後、アルジェリアに逃亡し、国際指名手配されている大道寺あや子容疑者。
調査したところ。2024年現在は「南米にいるのではないか」と言われているようです。
2001年に日本赤軍のリーダー・重信房子が「日本赤軍の解散宣言」をしたのですが、大道寺あや子容疑者が南米から「解散宣言の無効宣言」を発表するなどしています。
このため、大道寺あや子は今もなお南米に潜伏しているのではないかと言われているようです。
しかし、これを最後に行方は掴めておらず、現在は生死も不明ですでに死亡している可能性も否定できません。
もし大道寺あや子容疑者が生きていたら、2024年現在で75歳になります。
写真をもとに70歳前後の顔を想定して書かれた顔画像がこちらです。
また、大道寺あや子容疑者の共犯者でもある、東アジア反日武装戦線のメンバー・桐島聡の公訴時効が停止し、同じく指名手配されていましたが、「桐島聡だ」と名乗る男の身柄が確保されたことで話題になっています。
桐島聡は何をした人物なのか、こちらの記事で詳しくご紹介しています↓
成績優秀で優等生だった大道寺あや子
大道寺あや子容疑者は、北海道釧路湖陵高等学校を卒業。在校中は成績優秀で、スピードスケート部での活躍が認められ卒業生総代を務めたそうです。
星薬科大学に推薦入学し、ワンダーフォーゲル部に所属。
この頃、高校時代の同級生だった大道寺将司に高校の同窓会で「研究会」にオルグ (勧誘) されます。
高校在校中には殆ど接点の無かった二人でしたが、この会をきっかけに交際、同棲をスタートします。
卒業後は新宿区内の病院で薬剤師として勤務していました。
その後、大道寺将司と結婚。爆弾に使う薬品を入手するため都内の試薬会社に転職しますが、勤務態度は非常に良好であり、周囲からの評価は高かったそうです。
かわいい見た目や周辺の評判もあり、「彼女は狂信的な過激思想の夫に従い、協力させられていただけだったのでは?」という同情論まであったそうですよ!
夫の大道寺将司は逮捕者の中で唯一「超法規的措置」による釈放・出国を拒否。
2017年5月24日、多発性骨髄腫により収監中の東京拘置所で死去しています。68歳でした。
まとめ:大道寺あや子は2024年現在どこにいる?逃亡先は南米が有力か!
今回は、1970年代の連続企業爆破事件を起こし、国際指名手配されている大道寺あや子が、2024年現在はどこにいるのか、逃亡先について調査しました。
南米にいる可能性がありますが、2001年以降の足取りは分かっておらず、消息不明のままです。
同じく東アジア反日武装戦線のメンバーである桐島聡とみられる男の身柄を確保したという報道を受け、桐島聡の生い立ちや家族構成の記事についても読まれています。ぜひ合わせてご覧ください!
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