唯一無二の歌唱力を持つAdoさんが、B’zによる楽曲提供を受け、2023年9月18日「DIGNITY」を配信しました。
この「DIGNITY」は、2023年9月29日公開の映画「沈黙の艦隊」の主題歌として起用されています。
豪華コラボが実現した今回の「DIGNITY」の歌詞の意味を解釈してみました!
Ado「DIGNITY」の歌詞の意味を解釈!
2020年に「うっせぇわ」で衝撃のデビューを果たしたAdoさん。
映画「ONE PIECE RED」でもウタ役でたくさんの楽曲を披露し、観客を楽しませてくれましたね。
そんな人気絶頂のAdoさんが、今回は映画「沈黙の艦隊」の主題歌を担当することになりました。
B’zと豪華コラボした楽曲「DIGNITY」の歌詞の意味を、解釈してみました!
DIGNITYの意味
まず、「DIGNITY」の意味とは、
尊厳・品格・威厳
を意味します。
尊厳とは、尊く、おごそかで、犯してはならないこと。気高く威厳があること。
品格とは、人の良し悪し。優れた気品。
威厳とは、堂々としていておごそかな様子。
どの言葉も尊くて、気持ちが引き締まるほど重たい印象です。
AdoやB’zのコメントから意味を解釈!
Ado「DIGNITY」
— Ado Staff (@ado_staff) September 13, 2023
新たに一部の歌詞と音源を公開🎊https://t.co/98I13xC61x
映画『沈黙の艦隊』主題歌🌊
9月18日(月)の配信日まで
楽しみにしていてください🙇♂️#Ado #DIGNITY #沈黙の艦隊 @silent_KANTAI pic.twitter.com/nZcQDB1sOF
「DIGNITY」の意味である尊厳・品格・威厳という、
この重みのあるタイトルを頭に留めながら歌詞を読んでいくと、
「命の尊さ・戦争への批判・運命に抗う様子・愛を求める人々」
を感じました。
戦争を通して大海原に沈んでいく人々、愛を求めて、生を求めて陽の差す方へ登っていこうと運命に抗おうとする人。
きっと、これは実際に起こった話で、歴史の中に存在した人たちなのです。
命の重みを感じてほしい、AdoさんやB’sの想いがひしひしと伝わってきました。
また、力強くも優しく、魂に訴えかけてくるようなAdoさんの歌声も相まって、涙が出るくらい綺麗な歌だなと感動しました。
ここで、Adoさん、B’zさん、松橋真三氏(プロデューサー)の「沈黙の艦隊」の主題歌「DIGNITY」へのコメントをご紹介します。
Adoのコメント
この度、映画『沈黙の艦隊』の主題歌を担当させていただけること心から嬉しく思います。
主題歌「DIGNITY」はB’zさんに楽曲提供をいただきました。このような貴重な機会を頂き光栄です。
映画「沈黙の艦隊」公式サイトより
彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく……ですがその奥深くにはあたたかな愛がある美しいバラードです。叫びと共に子守唄のような優しさを感じていただければと思います。是非、映画と楽曲の両方を劇場に足を運んでお楽しみいただきたいです。
B’s松本孝弘のコメント
Adoさんには以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく、やりがいを感じて制作に臨みました。
映画「沈黙の艦隊」公式サイトより
実際に僕の書いたメロディを歌って頂き、彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしいと感じています。
映画『沈黙の艦隊』は正に”DIGNITY”。
Ado+B’zのコラボレーションをお楽しみください。
B’s稲葉浩志のコメント
時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきました。
映画「沈黙の艦隊」公式サイトより
国家の尊厳、命の尊厳を守りながら世界平和を獲得するという、永遠の難題に想像を絶する手法で挑む本作の熱量が、彼女の繊細かつ逞しい声を通してさらに増幅すればと思います。
松橋真三氏(プロデューサー)のコメント
本作は、大いなる海原に、大いなる意思を持って出港し、大いなる闘いに挑む者たちの物語です。
ORICON NEWSより
世界中が大きな海に抱かれるような、愛と平和に包まれる、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れるバラードを希望いたします、とオファーさせていただきました。
AdoさんとB’zさんの見事なコラボレーションが、この無理難題を見事に実現させてくれました。
ぜひ劇場の大音響で、映画のクライマックスに、この主題歌『DIGNITY』を聞いて、胸を熱くしながら涙を流していただきたいと思います。
コメントからも読み取れるように、大いなる海の中で、愛と平和、生と死への尊厳を謳った壮大なバラードだということが分かります。
戦争を知らない、私達若者の胸に、静かながらも熱く語りかけてくる歌詞です。
歌詞の意味が理解出来ると、映画「沈黙の艦隊」がどのような内容なのか気になりますよね!
Ado「DIGNITY」の歌詞の意味を沈黙の艦隊(主題歌)のあらすじからも考察してみた!
AdoさんとB’zさんが手がけた「DIGNITY」の歌詞の意味を考えるきっかけとなった、
「沈黙の艦隊」の内容についても深堀していきたいと思います。
大いなる戦いに挑む者たちの物語とは何なのでしょうか。
原作
「沈黙の艦隊」は、かわぐちかいじ氏による漫画作品です。
週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)にて、1988年から1996年まで連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を誇る人気漫画。
1990年に第14回講談社漫画賞一般部門を受賞しています。
ちなみに、1996年にアニメ化もされているんですよ!
あらすじ
映画「沈黙の艦隊」のあらすじをご紹介します。
日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。
艦長の海江田四郎を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。
だが実は、乗員は無事生存していた。
事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜〈シーバット〉に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。
米艦隊所属となったシーバット、その艦長に任命されたのが海自一の操艦を誇る海江田であった。
ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界へ宣言した――。
やまとを核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図るアメリカ。アメリカより先にやまとを捕獲すべく追いかける、海自ディーゼル艦〈たつなみ〉。
その艦長である深町は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた……。
映画「沈黙の艦隊」公式サイトより
「核ミサイル」というタブーに大きく切り込んだテーマ性ですね。
核抑止力を手にした男の大義は果たして正義か、反逆か。
世界で唯一の被爆国として、日本が世界に発信するメッセージ性とは何なのか、深く考えさせられる内容だと思います。
Adoさんの力強くも愛に溢れる美しいバラードが、大いなる戦いに挑む者たちの魂を救ってくれるようです。
まとめ:Ado「DIGNITY」の歌詞の意味を解釈!沈黙の艦隊(主題歌)のあらすじからも考察してみた!
今回は2023年9月18日に配信リリースされた、AdoxB’zのコラボ楽曲「DIGNITY」の歌詞の意味を解釈してみました。
映画「沈黙の艦隊」の主題歌でもあるこの曲は、
壮大で果てしない海に抱かれ、命の尊厳や愛、平和を謳った歌詞だと解釈しています。
映画「沈黙の艦隊」は2023年9月29日公開ですので、AdoxB’zの楽曲と大いなる戦いに挑む者たちの物語を体感しに劇場へ足を運ばれてはいかがでしょうか?
↓Adoさんの新曲「クラクラ」についての記事も書いていますので、ぜひあわせてご覧ください♪
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